shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

東日本大震災から9年も過ぎましたか

随分月日が経つのは早いなと、感じております。

東日本大震災が起こった時、私は脳出血リハビリテーション専門病院入院中でその3階居室で、車いすに乗っていました。体が満足に動かない状態で災害に遭うというのは本当に恐ろしいものだと実感しました。

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エレベーターは停止するし、階段は自分の力では降りる事が出来ない状態でしたから「病院が壊れたりしようものならお終いだ~」とか考えて病室で余震に怯えていましたね~。

当時はエレベーターが止まって逃げられないのが恐ろしくて不安で仕方がなかったですが、もし仮に動いていたなら大混乱が起こっていたのでしょうね、二次災害的な押し合いでケガ人も出ていたかもしれません。

そもそも今、冷静に考えれば車椅子で私はどこに逃げようと考えていたのでしょうね。

その時は冷静なつもりでしたが不安と恐怖にとらわれてパニック状態におちいっていたのだろうと今になって思います。

あの規模の災害の後、ほとんどの病院職員さんが出勤されていた様子であったのにすごく安心したのを覚えています。

仕事より家族を優先しても誰も責められない状況と思いましたから、思い返しても頭の下がる思いです。