shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

屋外転倒

転んでケガをしたので原因について考えました。

まず、前提として私は左半身が麻痺していて、左下の視野に欠損が有ります。

夕方屋外を歩いていた際に左の夕日が非常にまぶしく気を取られ左下の障害物に気が付けずにつまずき転倒しました。

緑内障等の方にも当てはまるかと思いますが、視野に欠損があるとどうしても複数の要因が重なった際に転倒のリスクは増加する様に思います。

まず、身体的な要因として下方向の視野に不安が有ると、下を向いたまま歩きがちになります、そうすると必然的に腕の振りは少なく、脚も上がりにくくなるように感じます。

外的な要因としては、先に挙げた強い光刺激、自動車のクラクション等の突然の音声刺激も怖いものです、横断歩道を渡っていても右折したい自動車が速く渡れという意図なのでしょうがクラクションを鳴らされた事は一度ならず有りました、雨の日等は横断歩道の白い部分は滑る事もあります(滑らない素材に変えられている印象はある)。

物理的な衝撃を受ける事も比較的多く有りました、丁字路、十字路等での小、中、高生の自転車との接触事故です。田舎在住だと子供たちの自転車の運転も荒いです、曲がる時には一時停止して欲しいものですブレーキをかけていないような速さで曲がってくる子も結構見ます。

大小様々何度も自転車とはぶつかってきた私ですが、ぶつかってきた相手が謝ってくれたのは一度きりです。まあ考えてみれば体が不自由そうな相手にぶつかったところで、自転車起こしてサッサと逃げれば追いかけられる事はないと考えるのが合理的な思考なのでしょうね。

想像力が貧困なことです、中高生なら制服で学校わかるし、スマホで一枚画像残せば人物もおおよその特定なんて容易でしょうに。

高齢者もスマホを使いこなす時代です、人にぶつかったら素直にあやまるのが後の不安も残さない合理的な方法かと考えます。

 大抵の人は謝ってさえもらえれば、怒る事はないのではないかと思います。