shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

屋内転倒

久方ぶりに屋内(しかも自室)で転びました。

まず、私は左半身が麻痺しております、加えて、杖なしで外出できるようになった近頃は忘れがちでしたが、麻痺している側で重心を取りたがる傾向が有ります(pusher症候群)。

左下方向の視野欠損が有ります。何で右の頭の脳出血で左下の視野に問題が起こるのかはややこしいので視神経が交差して眼球と反対側の脳に至るからとだけ説明させていただきます。

転倒した自室の環境ですが、フローリングの部屋にラグマットを中央に敷いております、なぜなら私の場合このラグマットのホコリを窓からはたいて落として、スイブルスイーパー(少し簡易的な掃除機)でフローリング全体を掃除するのが非常に効率が良く楽だからです。

今回は、このラグマット(裏にすべり止め等ナシ)が災厄をまねきました。

子供たちが床に直置きしてあったプリントを避けて一歩踏み出した先がラグマットでした。

普段ならラグマットは滑りやすいので慎重に足を付きますが、今回はとっさで判断が間に合わず、麻痺している側の足をラグマットに斜めに付いたようで、まともに滑って転びました。

左手を付いて転んだので手首を骨折して全治1ヶ月ギプス固定でした。

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上は版権フリーサイト様の画像ですが、まさにこんな感じでしっかりギプス固定。

さらに左の顔も強打してえらく腫れました。なかなかな腫れであったので耳鼻科の医師にも診察していただきました。

場所にもよるのでしょうが、眼球が納まっている眼窩の骨は非常に薄いらしく、レントゲン写真にもハッキリ映らない細かい亀裂が入っている事も有るそうで、眼の近くをぶつけた場合、鼻を強くかむと圧力が加わり亀裂が広がるおそれがあるのだそうです。『1週間は鼻かんじゃダメだよと』言われて、鼻の通りが良くなるようにのど飴なめてしのぎました。

ちなみに理解しがたいかとは思いますが今回、結果骨折したとはいえ初めてマヒした側の手がとっさに支えに出たのが嬉しかったりします。

前に外で転んで顔から地面にぶつかった事が有り、その時に比べれば顔のダメージは今回少しは軽いのです。麻痺側の腕も忙しく自分で筋トレやら促通やらしているので成果が実感出来た気がしたり。