shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

自分の子供が発達障害と診断を受けて、読んで気が楽になった本の紹介。

 タイトルと著者名から紹介、【発達障害は最強の武器である】成毛眞著です。

私が成毛眞さんの著書が好きで以前から何冊も読ませていただいていた事も有るかとも思いますが、まず第一に重いテーマなのに読み進むにあたって、軽快に読み進められるかと思います。

 

ちなみに我が愛する長女ちゃんが受診の結果、発達障害と診断されたわけですが。

結論から申し上げますと彼女の将来について私は今はさほど心配していません。

 

なぜなら、人間理解出来ないものが一番怖いのであって、色々な要素についてを学んで理解すれば発達障害もさしたる問題の無い、むしろ将来的には武器にもなり得る個性ともとらえられると思えるようになったからです。

娘が発達障害の診断に至った経緯としましては、まず初めに小学二年時に教室を逃げ出した事が発端になりました。

小学1年生時の担任の先生はおおらかなタイプの若い先生で授業中の挙手ナシでの私語や思った事の発言もさほど注意はされなかったようです。

が小学2年生になって、担任の先生が変わり指導力の高い年配女性の先生になりました、うちの娘としては授業中、今までなら私語や思った事を都度発言する事が許されていたことが出来なくなって、ストレスは積もり積もっていたたと思います。

ゆえにわずかなきっかけで爆発したのでしょう。

 

娘の特性として、【多動性】【過集中】【衝動性】は認めるように思います。つきっきりで様子を見た結果の分析ですが、絵画及びその色彩の才には恵まれているように思います結構な時間集中して絵を描いていたりします、また理数系の科目に関しては比較的理解が早いように思います。国語は苦手だったのですが目で見たものと指先の力のコントロールが重い通りにいかず、多少ギャップが有るような感じでした、三角鉛筆を試したところ、比較的字は書き易くなったようでした。漢字は苦手でしたが、文字を絵画的なとらえ方をしている様子がうかがえ、文字の形的な印象や、カタカナの○○みたいな字をそこに書くなど具体的に教えれば理解は得られやすかったように思います。国語は全般苦手でしたが算数は学年相当の内容で教えるのに理解が遅かったのはアナログ時計の読み方についてくらいだったように記憶しています。文章問題に関しては求められている答えが何なのかが理解できかねる様子は有りました(落ち着いて問題文を読めるようになれるまではこれも結構な問題になりました)。

 

小学2年生の間はあまり通常通りクラスでの授業には参加できず、保健室登校が続きました、登校時は可能な限り私も一緒に歩いて学校まで行きましたが、娘が登校途中に挨拶をしても返事を返してくれるのは私でも容易に顔と名前を覚えてしまえるほど少人数でした。

娘は当時、学年を越えて学校単位で保健室登校している異分子として全校生徒に広く認識されて排斥されていたわけです。(この状況をなんとかしたくて、両親で散々話し合った結果一応、薬は飲んでもらう事に決めました。)

 

内容があちこちに行きもうしわけありませんが。

本題は本の紹介なのです。

ちなみにこちらの【発達障害は最強の武器である】成毛眞著では。

著者の成毛眞氏自身及び、娘さんもADHD傾向が強いとされつつも、

これまでのご自身の人生を振り返りつつ、ADHDはもし矯正しなくて済むものなら、矯正しない方が幸せに生きられる。と明記されています。

結論から書きますとAI(人工知能)が飛躍的に進展し、様々な職業を代替するとされている昨今、ビジネスの変化のスピードは加速度を増している。

そんな現在こそ、【多動性】【衝動性】【過集中】【不注意】の力が活きるのだとされています。むしろそうした力が無いとAIを使う側ではなく、AIに使われる側になりかねないと。

全く同意です、『師業』の最高峰の弁護士ですらAI弁護士が登場したなんてニュースが報じられていたいたぐらいですし、書類作成等に限っては人間の弁護士よりAI弁護士はおそらく優秀なのでしょうね。

そんな移り変わりの速いAIの時代に生きるにあたっては、【多動性】によって広く色々な物を全体でとらえて見て、【衝動性】によって即行動する、そして【過集中】によって興味の有る内容には部分的にのめりこんで取り組み専門性を高める、きっと今は困って苦しんでいる事も、将来武器として助けなってくれる時が来るかもと考えられたら少し楽に考えられるようになりました、娘に対しても多少柔らかく接する事が出来るようになったかと思っています。

もう一つこの本の中で重要に思ったのが、精神科医香山リカ氏との対談で語られていたジョブマッチの重要性についてです。例として発達障害の方にとって苦労されているなと思うのは主婦であろうとの記載です。確かにうちの娘さんが成長して専業主婦している様子なんて想像もできません。苦手なことだらけなように思いますから。

 

クラウドソーシングなどの登場で、好きな事を突き詰めてやっていればそれを活かせる機会も以前に比べ増えているように思いますので景気はいまだ良くないとはいえジョブマッチ自体工夫次第なのかもと、今から小4の娘の職業選択について考えてたりします。

 

結論ですが、おそらく自分の子供が発達障害と診断されたりすると、親としてはネットや書籍で色々調べて結構な疲労感が有ったりするのではと思います、私も結構調べたつもりです、中で将来的な展望について希望的に考えられたきっかけになったのがこの本だったので紹介させていただきました。