shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

マザー・テレサの言葉と潜在意識の関連

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

↑こちらはマザーテレサの言葉として有名ですが。老子の言葉だという説、ブッダの言葉だという説,ガンジーの言葉だという説などいろいろです。

「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」

は、松井秀喜選手の座右の銘であるが、もともとウィリアム・ジェイムズ(心理学者、哲学者)の言葉とのことです。

細部は異なりますが似た意味に思います。

出典ははっきりしないにせよ、たくさんの歴史的な偉人に支持され語られてきたこの言葉真理をついているいるように思います。

すこし話は変わりますが、

脳は『主語』『時間』『否定』潜在意識では理解できないというのです。

まず自分の思考を変えて、発言を変える、次に自身を置く環境を変えられたなら、周囲から、かけられる言葉も変わり、よりいっそう自身の言葉も変化していく、と具体的に考えてみたなら根拠が持てるなと思いまして。

関連して何に意識を向けるかがいかに重要であるかについても、意識を向けた事の影響は現実となってあちこちに現れる。注意を向けると、注意を向けられたものが強化される

あるときマザー・テレサ反戦デモに参加してほしいと言われた。マザー・テレサはそれを断ったのだが、その理由として、『戦争に反対するのではなく平和のためにデモをしてください、そうすれば私もあなた方のデモに参加します』と言ったそうです。

 

 反戦デモ「戦争に反対するデモ」は確かに意識を向ける主体は戦争ですね

対して

平和のためのデモでは意識を向ける主体は平和ですね。

発言一つとっても主体をどこに置くかで潜在意識に与える影響は大きく変わる、これって面白いですね。

 

身近な例を一つ失礼して、

子供に

『廊下を走るな』と注意すると、走る事が潜在意識に刻み込まれる

しかし、同じような意味でも、

『時間に余裕を持って動きましょう、歩いて移動しましょう』

などの声がけなら建設的ですよね。

なかなか難しいので出来ているか自分でも疑わしいところではありますが。何が大事、どうしてほしい等の主体がぶれないようにだけは気を付けて声がけしています。