虫歯と肩こり、脚長差と腰痛
一週間程度継続して奥歯がかなり傷んだ様子のうちの奥さんです。
で、歯が痛いと痛みを少しでも和らげようと首を傾けた姿勢を継続的にとったりします、そして日常的にその姿勢のままで動きまわったりします。
その首が支える頭の重さは個人差は有るものの、その人がボーリングで使う玉の重さ程も有ると言われています。
偏ったかたちで一側にこの重さの負担がかかったらやはり首肩の痛みとしても現れますね。
今回のように根本原因が虫歯であれば解決は歯痛(虫歯)の治療になるので、比較的容易に問題解決できたりします。
子供の頃に脚を骨折したのが原因で左右の脚に脚長差が2センチ程度生じて姿勢に悪影響を与える場合などは、これは体幹部分でどうにか修正するしかありません。
若い頃は特に問題も起こりませんでしたが、腰痛などにつながり易くなります。
ので、子供の頃骨折して脚長差が有るうえに左半身麻痺の身の上としては、体幹は意識して鍛えないと仕事も生活もままならないところなのでした。
で、結論ですが。
痛みの因果関係は色々です、虫歯の痛みを避けたくて姿勢に悪影響が出て痛みにつながる事もあるし、子供の頃のケガから左右で脚長差が生じてそれが原因になる事も有ります。
環境因子の場合も有ります。
私自身、自分の脚長差に気が付いたのは作業療法士になってからでしたし。
こうも様々な要因で痛みが出たりすると、なかなか原因特定に至るまで時間がかかったりします。
ただ、原因の特定さえできれば、痛みを緩和して過ごしやすく生活をおくれるように支援することもまた可能です。