shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

外仕事 無理ない範囲で 頑張らず

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外で活動するのが気持ちいい季節です。

整形でも作業療法士してた経験から、体に負担がかかりかねない活動は少なめぐらいの目標を立てて行ってほしいなというお話です。

作業療法士も長くやっていると患者さんのいろんな話をしたりしました。

患者さんの主観に頼った訴えは具体的に聞かないと実際の負荷の部分を見落とす事も有ります。

『肩痛いんだよね』、『何か痛めるような事をした心あたりは有りませんか?』、『特にないけど庭の細い木は切ったよ。』この細い木について具体的に聞いてみると『あなたの腕くらいの太さだったかな』と言うのです。まあ成人男性の腕くらいの木は大木とは言いません、が家庭用のノコギリで切り倒すにはかなり体に負担がかかったのではと思いました、高齢者の方は多いですね、ほかに庭仕事が好きな方なんかも、『ちょっと草とりしたら腰が痛くてさあ』、このちょっとを詳しく聞いてみると、畑一面だけだよとか朝から始めて昼少し前には終わったよ、この場合の畑一面も『畳で何畳くらいの広さだったのですか?』ってな具合に具体的に聞いてみると『16~20畳くらいかな?』とか当たり前のように返ってくることが有ります。

この辺は疑問に思って、仕事を何回かに分けるなりして、痛みが出ないように工夫してみてはいかがでしょう、とたくさんのケースに対して提案してみました。

まあ、聞き入れてもらえませんね。

誰にどうこう言われるわけではなくとも、日本人的な生真面目さなのか、一区画なら一区画キッチリ終わらせてしまわないとどうにも満足できないと皆さんそろって言いますね。

たとえ途中で体が痛くなっても、仕事してるときは仕事を終わらせることが優先なのだそうです。

※実際の会話は印象深くて覚えてはいても、一応医療職には守秘義務がありますので書けません、なので上の会話文は私の創作による部分が大きいです。

こんな感じの意味合いととらえていただきたく思います。