幸せになるためにやめるたった一つの事、ご機嫌になるためにするたった一つの事
端的に結論から申し上げますと
幸せは幸せになる努力をやめたとき、手に入る。
ご機嫌は、ご機嫌になろうと決めたとき、手に入る。
これは『ご機嫌の法則100』 伊藤 守著
ディスカヴァー・トウエンティーワン出版のご機嫌の法則の88よりです。
好きな本で、元気が出るので繰り返し読んでいたんですが、はじめに読んだ時には「あきらめろって事かよ?」と思って、ピンとこなかったんですよね、いろいろな本を読んだり経験をしてようやく納得出来たというか身に染みた気がします。
この幸せになる努力ですが誰と比べて何が足りないから努力するのでしょう?。どうにも目標としての明確さに致命的に欠ける事に気が付きます。
たとえば、よくわからない誰かと比べて、自分は『やせてないから』とか『お金が無いから』幸せじゃないんだ、と努力し続けるのでは、報われない努力中毒になってしまいます、つらいです。しかもいつまでもつらいです。
具体例としては、誰かと比べて太っていると感じるからダイエットをする。どこまで痩せたら目標達成なのでしょう?
鶴のような脚になるまででしょうか?今のあなたでおおいに魅力的ではないですか?
お金がない、誰と比べてお金がないのでしょう?具体的に何に使うためにどのくらいあったら幸せなのでしょう。
具体的なプランは大事ですね。ある程度先までのプランでいいじゃないですか。あんまり先の心配の先取りばかりしていると今が楽しめません。
収入に関しても。下に年収と幸福度の関連をグラフにしたサイトさんを紹介しますが。
非常に興味深いです。
https://www.motivation-up.com/whats/moneyhaphtmlpy.
世帯年収400万円に達するまでは年収の増加と共に幸福度は増加する。
さらに世帯年収1000万円に達した際にも幸福度は増加する。
しかしその他の部分では年収の増加に伴って幸福度は大きく増加しないのです。
何が言いたいのかと申し上げますと、日本人は勤勉で誠実な努力家タイプの人が多いそうです。
勤勉で誠実な努力家は、反面脳の構造的に報われなさを感じやすいのだそうです。
努力中毒になって、自分をすり減らさない為にも『今、自分が持っているものの価値を再確認』する作業はたまには大切かと思います。
たまには、一息ついて、落ち着いて、幸せになる努力をやめて自分の在庫管理のための、たなおろしに時間を使うのも重要かなと思うのです。
ご機嫌は、ご機嫌になろうと決めたとき、手に入るについてですが。
人は幸せだから笑うのではない笑うから幸せになるのだという言葉が有ります。
これについては以前に↓こちらで少し書きましたのでよろしければです。
たとえば『嫌な奴』は、環境因子として『嫌な奴』としてただそこにあるだけなんですよ。
でも、その『嫌な奴』のせいで自分がご機嫌でなくなる必要はないんです。
そう決めちゃえば良いんですよ、きっと。