shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

ストレッチポールを使ったストレッチがオススメ(体幹の筋緊張の調整と姿勢の矯正に効果的)。

私の場合は左半身不全麻痺で、偏った姿勢で過ごしているので、自覚としても疲労感は出やすいです。筋トレも好きで趣味としてやっていますが、どうにも半身に麻痺がありますと筋肉のバランスも不均衡になりがちです。

体幹は特に重点的に筋トレもしていますが、そこでやはりストレッチはやはり重要です

shinmaimana.hatenablog.com

 

麻痺が有る場合に限らず、

わかりやすいところで猫背なども過剰になったりすると

・骨盤の傾斜角の問題から、足がふり出しにくくなりますから、歩幅が狭くなります。

・胸椎が過剰に屈曲した状態での歩行では胸椎は回旋運動を行えにくいので腕の振りも小さくなくなりがちです。

結果、歩行速度が遅くなったり、痛みが出たりします。

以上から体幹の筋緊張の調整と姿勢の修正にストレッチポールは手軽に出来るので、やる価値があるかと思います。

f:id:shinmaimana:20190620141452j:plain

 

・ストレッチポールとは、直径20cm程で長さ1m程のかなり固めで丈夫なウレタンのような材質ものにしっかりカバーをした円柱状の物です。文章だけではわかりにくいかと、上に画像を貼りました。

使い方としては、端に座りゆっくり背骨に沿わせるように敷いてあおむけになります。

脚を少し開き気味にして支えればバランスは保ちやすいです。が、慣れたらできるだけ脚を閉じ気味にするようにし体幹の筋肉でバランスを保てば体幹筋がより鍛えられます。

インナーマッスルを鍛える目的でも行っていますが、私の場合は体幹のストレッチ目的の方が強いです、前後左右に体幹が伸ばされて気持ちが良いです。なれるとそんなに脚を開いて支えなくても5分10分容易にコロコロ乗っていられるようになります。

 ちなみに我が家はamazonで購入、6000円ほどでした。少し高い印象が有るかもしれませんが、成人男性の私(体重65㎏~70㎏です)がもう2年は毎日に近い頻度で活用していますが全くへたらないしっかりしたつくりなのはさすがです。

趣味の筋トレ後にアミノコンプリートとHMBのサプリメント飲んで、ストレッチポール使って体幹をストレッチするのが至福の時なのですよ。

ストレッチポールを使っての体幹ストレッチはぜひともオススメしたいです。

 

下腿の下にストレッチポールを置いてコロコロ転がして大腿裏の筋肉をストレッチするのにも有効に使えます。2度お得です。

 

※脊柱に何かしらの既往歴が有る場合はかかりつけ医師のご相談の後のぜひです。極端に強い負荷がかかるとは思いませんが、脊柱に体重分の負荷が加わりますから一応ですね、20年近く作業療法士して、色んな患者さん利用者さんと接してきてるとつい何かと深く考えちゃうもので。