shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

何らかの障がいを一生背負う覚悟あっての事かな?それでもイヤなものかねー?

 

 自分が倒れた時不快感を感じる事ができる意識が有る前提なのがおめでたいです。

https://news.nicovideo.jp/watch/nw5794199

上URL 様によりますと女性の86%が

AEDのために男性に衣服を脱がされること』が不快を感じるそうで

いやまあ、聞き方なのでは?『抵抗ない』or『不快に感じる』の二択で質問されたら深く考えないで『不快に感じる』と答える人が多くなるようには思ったり。

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命が一番大事でしょう、その次は後遺症が残らない事。

助かったにしても後遺症が残らないのもその先の生活を考えると大切って認識は重要かと。

とか前提の話をしたうえでのアンケート結果なら困った結果かなと思ったり。

 

仕事してた病院で脳出血なったから、CT撮った技師さんも留置カテーテル入れてくれた看護師さんも同僚でしたぞ私は。

思い返して想像すれば恥ずかしいちゃあ恥ずかしいが初動の速さに対しての感謝が先にたちますな~。

男女差なのか?。ジェネレーションギャップなのか?難しいところですが。

とりあえず端的に、脳にダメージを負うと基本不可逆って事を知ってもらったうえで考えて欲しいですね。

 

心肺蘇生法で一番の失敗は『心肺蘇生法をやらない事』といいますからね。

圧迫が強くて肋骨折るとかあるようですが。

それって命の重さと比べられることですの?

ボンクラとはいえ医療職としては、出来る事をしないで、後々助けられたかもと、いつまでもずっと後悔し続けるくらいなら、助かってから痴漢扱いでもなんでもすればよろしいわぃと思ってしまいますなあ。

 

後遺症が残ったらどんなもんかってのが、健康な時にはイメージがつかないんですよねー。0か100かのイメージしか無いのでしょうな。

健康な人に脳虚血から生じる様々な障害をイメージしてみてくださいってほうが無理な相談でしょう。

私のように実際に左半身が不自由にでもならないかぎり実感は持てませんでしょうて。

 

結論として

現実に半身まひになった身の上としては

何不自由ない状態の体に戻れるなら。

服をどうこうどころか内臓でも見せますよ。

 

 

一番問題になると思うのは、もし自分が倒れた時とっさに正しい判断して動いてくれる人がいればいいんですがねって事ですな。

私は一度だけ救急車を呼んで緊急時の対応ってやつをしたことがありますが、なかなかとっさには動けないものですよ。(ちなみに高い所から人が落ちてきた)

冷静になろうと思考を落ち着かせようと必死になっているそばでパニックおこして意味もなく騒ぎ立てる人もいたりしますし。

(ちなみに大事は無かった、外傷は有れど、意識は有って心肺蘇生もAEDも必要なかった、救急車を呼んで安静にさせるくらいの事しかできなかったものです)

とっさの時に冷静でいられる人ってどれほどいるのかな?

将来自分がどんな原因で緊急時対応を必要とするかそれは誰にもわからないかと。

なら心配するのは倒れた時そばにいるのが同性か異性かではなく、冷静な対応ができる人だったらいいなと願う事くらいじゃないでしょうかね?