shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

運のいい人は『自分は運がいい』と思い込む。

運のいい人は『自分は運がいい』と思い込む。

自分は運のいい人間だと決め込んでしまう。

これが運をよくするコツの一つで、何の根拠もなくて良いみたいです。

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根拠はなくっても『自分は運がいい』と決めてしまった方が実際に運が良くなる。

なぜそういえるのかとしては。

たとえば、仕事で契約がとれなかったとして。

自分は運がいいと思っている人は「自分は運がいいのに契約がとれなかった。ということは、準備の段階で自分にミスが有ったのかもしれない。あるいは自分に勉強不足のところが有るのかもしれない」などと考えます。

 

一方自分は運がわるいと思っている人は「自分はこんなに努力しているのに運がわるかったから契約がとれなかったのだ」と考えます。

 

運がいいと思っている人には努力の余地が生まれますが、運がわるいと思っている人にはその余地は生まれないのです。

 

運がいいと思っている人は努力次第で次回の契約がとれる可能性が高まりますが、運がわるいと思っている人はそうはならないというわけですね。

 

実際のところ、運がいいと想っている人もわるいと思っている人も遭遇している事象は似ている場合が多いのです。

しかしその事象に対するとらえかた、考え方が違う、対処の方法も違う。長い年月を積み重ねれば、おのずと結果は大きく変わってくるでしょう。だからやはり、何の根拠もなくても『自分は運がいい』と決め込んでしまったほうがいいのです。

 

『科学が突き止めた「運のいい人」』 中野信子著 サンマーク文庫 参照

 

くじそのほかの純粋な運(引きが強いとかツキ)は別として、起こった事象に対してのとらえ方としては、私は納得できる良い考え方かなと思います。