装具をどう見られているかあんまり気にするのはやめたって話です。
金属支柱の装具(下画像)をつけていると、まあ、結構見られて「えっ」てなリアクションをされる事もしばしばです。
着けないと歩くのがしんどいってのはなかなかわかってもらえるものではありません。でも、それが当然ですね。大多数の人達は麻痺を体験したことが無いのですから、普通の反応ですな。←これくらいにとらえておかないと疲れます。
ですが反面、金属支柱のごつい装具にも好リアクションを示してくれる人たちは少数ですがいます。
子供たちが短期ですが入院していた時、病院食がしんどいと言うので毎日病院に差し入れを持って行っていた事が有ったのですが。過程で頻繁に会うようになった入院中の男の子たちと親しくなりましたが、
装具に対して「その靴何?カッケー」と言ってましたな、終始好リアクションでした。
ふしぎに思ったものでしたが、漫画の『ワンピース』でフランキーというキャラクターが男の子たちにロボだカッケーと言われていましたが同じ感じなのかなと思ってみたり。
たいした事のない出来事ですが、私にしてみれば大きなきっかけになった出来事であったり。
一般的になじみのない装具をつけた人を目にするという刺激は一緒でも。
その刺激に対して未知のものに対する興味や関心といった形で反応する子供と、
自分と異なるものをとりあえず排斥しようという反応をする大人の差が有るだけなのかなと思うようになれました。
そう考えるとあんまり周りの目を気にしすぎても仕方がないかなと思えたり。
以降はここ何年も夏場暑い時は装具が見えていても良いか~とハーフパンツをはいて装具を隠そうとするのはやめました。(以前は長いズボンで暑くても装具を隠していましたが、暑くて大変です。)
それをどう見るかは、見た人の受け取り方次第ですしね。
見た人に気を使わせないようにとか、あれこれ考えすぎもいかんですよね。
でかい装具つけたおっさんは特徴有りアリでわかりやすいので、子供たちの通う小学校の子供たちに道で会うと「○○のお父さん、こんにちは~」と結構あいさつしてもらえたり。←結構嬉しかったり。
結局、自分が思う程周りは自分を見てもいなければ気にしてもいないのかもとも思いますしね。
それくらいに考えておけば、ちょっとした事を素直に嬉しく思えたりしますよね。