ネイティブな津軽弁はもはや外国語のように聞こえるようですって話です。
津軽弁が公用語として通用している、青森県、津軽地方に住んでいると結構ある事なんですが。
他県から引っ越して来た方が言葉がよくわからないうえに、早口なので怒られているように感じてしまうという現象。
小さい頃転校してきてなじめないとかならまだそんなこともあろうかと理解しやすいですが、私は専門学校の1年の時(だいたいみんな18歳とか19歳)他県から津軽地方に来た同級生が『言葉がわからん』と落ち込んでいたらしいというのを知りました。
この方言ってやつは実地で学ぶしかないですからね、コミュニケーション能力に長けた人でもない限り、キツイ方言を使う集団の中にいるのは、疎外感を覚えるものと思います。
ちなみに、津軽弁必修の大学が有るのですが。
必修なのも理由を知れば納得できたり。
https://matome.naver.jp/odai/2144127957060066901
上URL様は青森県の弘前大学医学部では津軽弁が必修って記事です。
理由としては患者さんの訴えている内容、意図が正確に理解出来ないのは医療職として、おおいに困った事になるからですな。
けっこう厄介なように思うのは『やめる』って方言の単語とかですね、おおよその意味的には『痛い』に近いのですがニュアンス的にだまってても痛い状態が『やめる』と表現されがちなように思います。
病院の待合室で患者さん同士が全力の津軽弁トークを繰り広げていると、ネイティブな私でもたまに外国語?どこの人かな?と思う事が有ったりします。
『などしたんだっきゃー?』→訳あなたはどうしたのですか?
『わきながらへちゃかぶやめであさがいねずやー?』→訳私は昨日から膝が痛くて歩けないんですよー?
例文でしたが、そしてこの津軽弁がさほど難易度的に高くもないのがまた、高齢者のネイティブな津軽弁は本当にわかりにくいものも多かったりします。
大学で必修にしないといけないのも理解できますな。
青森県で仕事するのであるなら単位数使う価値があるかと思います。
ちょっとおまけ的に少し、
『笑っていいとも』でタモリさんがゲストに「あ、髪切った?」とよく聞いていましたが。
津軽弁ではこれ『おお、じゃんぼかったなー?』となります。
故に、理解してもらえないと、コミュニケーションの初手でつみますね。
というか、上の文章なんかパソコンさんも余裕の誤変換でうち直しましたが。
我が地元ながら、これじゃテレビ番組でうちの地元の人が津軽弁話してたら毎度毎度字幕出ますわな。