shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

40代になって理解しましたが『気にしない力』は大切だと思うって話でした。

学校教育でもさんざん言われますよね『ヒトの言う事は素直に聞きましょう』って。

若い頃から読書が趣味な私ですが、読書には自分以外の他者の書いた考えを理解しようとして一度は受け入れたうえで咀嚼して取り入れるべき考えか否か判断する側面があるように思います。

書籍の場合、自分にとって都合のいい部分を取り入れるような選択作業も可能ですが、障害をもって、生活していると反撃する事のない弱者に写るのでしょう、なかなかな言葉をかけられることもしばしばです。

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 上記事のようにただ歩いていただけで、見知らぬ人に突然中傷される事すらあります。

いちいち気にして落ち込んでいても、腹を立てても、ましてや反撃してもつまらないかぎりです。

田中くんはいつもけだるげ』というテレビアニメで田中君が言っていました。

http://tanakakun.tv/

「ダラダラするのに必要なら鍛えもするけれど、いくら鍛えたところで人間、場合によってはフランスパンにだって負けて口の中を出血する事が有る」、「大切なのは努力よりも気にしない力」だと。

いや、長男と長女と一緒に上URLの『田中くんはいつもけだるげ』ってアニメを何回も観たんですけど、この「とらわれない」って考え方は禅なんかでも重要視されてましたよね。

読書と一緒でかけられた言葉も、そもままにしかとらない、深く発言意図について考えたりしない、自分にとって重要ではないと判断出来たならそのかけられた言葉は即座に記憶の外に放り出して考えない。

野生動物だって、一度口に入れたものでも食べられないものだと判断すれば即座に吐き出しますしね。

大事なのは自分を守るために、かけられた言葉を含め、情報の取捨選択の判断速度。

不要な事は考えない、不要なこだわりに固執しない、とらわれない力、『気にしない力』なのかなと思いましてね。