勉強の語源な話でした
勉強って言葉の語源からそもそもが下URL語源由来辞典様によりますと、
勉強は「勉め強いる」で、本来は気の進まない事を仕方なくするの意味であった。
商人が頑張って値引きするの意味の「勉強」は、学問や技芸を学ぶ意味での勉強よりも古く江戸時代から使われている。
明治以降、知識を得るために努力することが美徳とされるようになったことから、「勉強」は「学習」とほぼ同じ意味で使われるようになり、一般的に「学習」をいみするようになった。とあります。
http://gogen-allguide.com/he/benkyou.html
語源をたどってみると、商人さんが値引きに時に『勉強させていただきます』って言うのは言葉の正しい意味を継承していて。
親なり先生が『勉強しなさい』って言うのは正しい意味に直すと『気が進まなくてもやらんかい』って事になるのですな。
語源から考えても親に『勉強しろ』と繰り返し言われた子は勉強嫌いになるってのはそりゃそうだと納得できる気がしてみたり。
再び同じ内容を引用ですが、明治以降、知識を得るために努力することが美徳とされるようになった事から、「勉強」は「学習」とほぼ同じ意味で使われるようになり、一般的に「学習」を意味するようになった。
これは理解できるものの、現在に至って知識を得る事よりも活用するための応用力の方が重要となってきている、知識自体は努力して詰め込まなくても必要な時にすぐに得られるようになっているこのご時世、知識を得るために努力する事は、教養的な知識を除けば美徳ともいえなくなってきているようにも思えますね。
やはり現在では、物知りな人材より知識の応用の利く人材の方が様々な場面を想定しても重宝がられそうなように思います。
最近小学校の授業参観で子供たちが自分たちで調べた内容をパワーポイントを使って発表しているのを見てきました(下記事)、
教育現場も次々時代のニーズに合わせて変化しているようですね。
学校はとっくに対応済み
さらにw汲田氏の場合好きな小説(創竜伝 田中芳樹著)を読んでいて記載が有ったので本当か?と調べてみたわけですが
今後油断して子供にへたに『勉強しなさい』なんて言おうものなら、『勉強って言葉の意味知ってて言ってた?』とか返されそうだな~と思いましてね。
わが家の反抗期ちゃん達の事だからおおいにありそうだなと思いまして失礼しました。