shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

六年もあって、大して何もできていない事を思った話です。

犬の寿命も犬種によってもだいぶ違うようですが10年から13年などと言われているようですね。

保育園の年長さんの頃、朝は一緒に歩いて保育園に送って行っていたわが家の長女です。

犬が大好きなわが家の長女は、当時朝登園中に散歩している犬に出会うと多少距離が有っても飼い主さんに『名前は何ですか?』、『触っても良いですか?』と話しかけては仲良くなってました。

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上はフリー画像さんからですが、まさにこんな感じでかなりアグレッシブに犬と接しててたまにハラハラしたものです。

当時、御町内で飼っている犬の名前はみんな知っているのではないかと思ったくらいでしたが。

 

そんな長女も春で小5です。

 

犬の寿命の話から入りましたが、近頃、ご町内の犬も私が名前を知っている子を見かける機会が減って、知らない子が多くなったなと思ったり。

 

6年を犬の基準で考えれば寿命の半分程度か~と。

そりゃ子供も成長しますよね。月日が経つのは本当に早いものです。

 

さて、亀より遅い歩みで私は6年で何が出来たのでしょうね。

指折り思いつくまま一つ一つ数えてみると。

・フルタイムではないパートでの復職

・自転車に乗れるようになった(現在はほとんど乗っていないのであまり意味がない)

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・バス、電車等の公共交通機関の活用には慣れた。

・杖なしで歩けるようになった(今年は冬季間も杖なしで挑戦中)

・たいていの料理は時間はかかっても麻痺になる前とさほど変わらないものが作れるようになった。どの程度出来るか試しに魚をさばいてみた事もありましたが結構できた。

・床に布団で子供たちと一緒に寝起きが出来るようになった。

・片手で本を読む、パソコンを操作するのに支障ない程度には慣れた。

 

長女が小学校に入学したころから考えて、なんとか進歩と言えるのはこんなものですね。

もっとたくさんあっても良さそうなものですが。

一つ一つおそろしく苦労したし時間がかかったものでした。

身体機能的な部分で気になる部分を一つ一つ見つけては解決してを繰り返してきていても、生活に反映されているわかりやすい部分の進歩はこんなものです。

 

あらためて、一応専門職だけに機能的な問題は解決してきたのですが、それが自然には生活に反映されないという事を思い知った気分です。

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犬の半生にも相当するような長い時間、その時その時は有意義に過ごしてきたつもりでも、もう少し良い方法が有ったのでは思わずにはいられませんね。