shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

情報のインプットとアウトプットのバランスについてな話です。

何で私はブログを書いてるんだっけ?ってな話でした。

ブログ, ブロガー, オフィス, ビジネス, ノートブック

書き始めたのは、成毛眞氏著の『黄金のアウトプット術』

を読んで、自分もアウトプットが全く足りてないと反省し、とにかく書かなければと思った結果短絡的に行動してみたからでした。

アフィリエイトもやってみたいと思っていたんですが。

なんだか、書くこと自体が楽しくて、それ自体が目的になっていたりしていました、

何で続けてるんだっけ?

と、目的を見失いかけているこの頃です。

というわけで記憶を掘り返して思い考えてみたら、

エンターテイメント要素も強い一冊だったので、今まで思い出せませんでしたが、この本が与えてくれた影響も大きいなと思い至りました、

中島らも氏著『永遠も半ばを過ぎて』私の大好きな小説です。

映画化もされていて、

佐藤浩市さん、緒川悦司さん、須々木保奈美さん、の豪華な役者さんたちの共演がたまらないです

さらに、原作の良い所は損なうところない良い映像作品と思いました。

 

って。

ここまで、何がブログ書く事とのと関係が有るのかと?お思いの事と思います。

 

はい、この『永遠も半ばを過ぎて』、主人公は三名写植屋さんと、詐欺師さんと、編集者さん、な訳ですが。

 

この写植屋さんの印象は恐ろしく根強く残っていたようです。

この方は詐欺師に居候されて眠れなくて仕方なく睡眠薬を飲んだところ、

自分でも覚えのないうちに文章を大量にすごい勢いで書き始め、これを居候の詐欺師が幽霊が書いたものだとして編集者に売り込み大騒動になるという話なのですが。

私ごときがストーリーの説明を書いても少しもおもしろくないですが、

あらすじではなく、私的にこの作品の面白いポイントはここだったのですが。

興味がある方は是非原作をです。

 

で、何が結局言いたかったのか申しますと。

私もですが、日々入力とアウトプットを繰り返していますが、入力に対してアウトプットは圧倒的に少ないですよね。

情報過多な現在の世の中で、触れた情報についていろいろ考えはするもののアウトプットの機会は圧倒的に少なく。

私などは日々の書類仕事ですら、自分としてはこの一文が肝なのになと思いつつも、文字数の都合や簡潔にしなくてはと省いて削る事も多いです。

インプットした情報に対しての思いがアウトプットされることなくの自分の中に長い年月かかってゆっくり溜まって、沈んでいたように思います。

当然、そりゃあ収入も得られたりすればなお良いでしょうが、承認欲求すらもかなり人より薄いと自認している私は、積極的に人と話そうともしてきませんでしたし。

きっと、読んだり書いたりしてたなかで自分の中につのった本当はアウトプットしたかった内容が推進力になって、それを書けること自体が楽しくてひたすら書いていたのかなと思ったりしました。

 

 200日程毎日書いていたのですが、ようやく少し過剰な書きたい熱がひいたので、インプットとアウトプットの自分にとってのベターなバランスを探りつつこれからは少しのんびり好きなモノをみつつ書いていければと思う次第でした。