shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

魔法のストレッチ、半身麻痺が有っても効果が実感できます。

外出機会が極端に制限されると、それでなくとも冬期間下肢体幹の筋肉の緊張を何とか春まではと筋トレとストレッチ地味に地道に積み重ねてきた状態な、左の半身が麻痺している私のような状態の者としましては。

 

春になったというのに自由におもてを歩けず通勤時に歩いても何だか気が急く。

 

この現状困ったものです、具体的には身体機能維持のための筋トレに要した時間と同じかそれ以上の時間を麻痺側のストレッチに要します。まぁ、自分の望む通りに動かせない動いてくれないのだからこればかりはいたしかたないと思っていました。

 

ただ、このストレッチを怠って麻痺側の脚の筋肉の張りが強く感じれるようになると痛いし歩きにくさも感じるしで怪我の元になりかねないのでサボるわけにもいかないし困ったものです。

 

さてさて長い長い前置きになりましたが。

https://www.excite.co.jp/news/article/TokusengaiWeb_17263265/?p=4

上URL様の魔法のストレッチ良いですね。

ちなみに麻痺の影響からあちこち関節の動きには制限があるキッチリ上のURL様の通りには出来ないですが、それでもストレッチ効果はかなり見込めている様子です。

 

良さそうなものは何でも自分の体を実験台にしてテストしてみることにしている作業療法士兼左半身麻痺の私ですが。

体幹(腰背部筋肉)含め臀筋、大腿裏の筋肉、下腿裏の筋肉まとめて広範囲に一度にストレッチできてるのが実感できますね。

・筋肉に対して伸長反射が起こる要素が少ない。

伸長反射は、速度を伴って筋肉を伸ばそうとするとそれに抗して逆に筋肉が縮もうとするというものですがこれを起こしてしまうとストレッチの意味がないですからね。

筋肉のイラスト

・関節を複数またいでいる筋肉を逃げ場なくジリジリ伸ばすようにストレッチ出来る。

・大腿裏の部分は自重で圧迫して固定され、その周囲下腿、臀部、腰背部に対しての筋膜ストレッチの効果もみこめるから。

ストレッチ+筋膜ストレッチ同時に行えるから効果が実感しやすいってことなのかと思ってました。

 

※効果が実感できるのと上みたいにいろいろ分析しつつ、作業療法士をしている自分の仕事にどれくらい応用できるかなーと考えるのが楽しくて。

 

このストレッチ方法知ってから1週間程毎日やってみてますが、効果のほどは十分、麻痺側は足裏まで自分一人で、しっかり痛みもストレスもなく伸ばせています。

階段昇降時の足関節の動きのスムーズさに一番効果を感じます。

 

ガシガシ出歩いて運動できないだけに、自分の体の各部位としっかり向き合う機会にするというのもまたおもしろきかなと開き直って思うこのごろでした。