shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

発達障害の娘にとって運動会は楽しいばかりの行事ではないようです

前に下に貼ったブログで、物忘れが多い事も脳科学的には運動学習の最適化につながるらしいです、と書きました。

まさに物忘れが多く、しょっちゅう色々忘れ物をする、うちの長女ですが、確かに運動能力的には低くないように思います。

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 運動会は活躍できるだろうし楽しみなのではと思うところですが。

運動会には苦手なことも多いのだそうです。

話を聞いてみれば納得ですが、多動傾向が強いうちの娘にキッチリ並んでの行進じいっと黙って整列している時間は苦痛なのだろうとは容易に想像できます。

音の刺激に対して過敏な傾向もあるため、一番負担に思っている様子なのは競技開始合図のスタートピストルの大きな音でした。

合図のスタートピストルあれって必ずしも必要ですかね?

オリンピックや、その他の陸上競技大会もあらためてYouTubeでチェックしてみたら競技開始合図にはスタートピストル使っていますね。

運動会では音の大きいスタートピストル使う事で見に来ている家族にも競技の開始が分かりやすいなどのメリットはあるのかもしれませんし。

世界基準で一般化されている事なら仕方がないのでしょうが、不必要な苦手意識を持たせてしまうくらいなら、せっかく運動自体は好きなのだから、より力を発揮出来る場所で頑張って欲しいと思います。(現在、習い事で空手をしています)小学校は少子化の影響か部活が少ないです、中学生になって好きな部活など見つけてくれたら嬉しいかぎりです。

運動会にしても当日までまだ少し日数は有るので、本人が楽しみにしている部分を中心に話を聞いて、負担を減らしてあげられたらと思っていました。

うちの娘さん落ち着きは無いが、人の世話を焼くのが大好きだという所が有りまして、それが今回の運動会では各競技の1位、2位、3位の子を誘導する係になったらしく、

黙って座って待っている時間が少しでも少ない事はきっとうれしいのでしょう。

次女も保育園年少組になり、去年までは自宅でお留守番でしたが、今年は今年は多少は長い時間でも日光に当たらないように環境に気をつけてあげれば大丈夫だろうと連れていく事にしました。

親同士で話しているのを聞いてそれを知っていたらしく、休み時間には抜け出して学校内で次女が遊べそうな場所に連れて行ってあげると張り切っていました。

参加したいとか、楽しみな競技についての話がほとんど引き出せないのが気になりますが。不安要因ばかり数えて心配しすぎても良い事ないですから、好きな物お弁当に詰めてあげてポジティブにと思っていました。

 キッチリ並んでの行進にスタートピストルの大きな音うちの娘以外にも苦手な子は居そうな気はしますが、伝統的に続いてきたことを変えるのが容易ではないのも分かります。

それだけに苦手な部分を理解した上で努力を認めてきちんと運動会を見なくてはと思います。

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 不得意な事を頑張った事は努力をほめるようにしてはいますが、ほめる事で追い詰めてしまったりすることもまた無い様に気を付けています。

必ずしも常に頑張って型にはまったしないといけないわけではない事を方向性として随時、適度に示していきたいものです。