『ねぷた絵』を塗り絵やちぎり絵の作業に取り入れています。
今年も弘前ねぷた
青森の『ねぶた』は有名になった印象が有りますが。
ちなみに『ねぷた』は立体の扇形灯ろうの前面に水滸伝や三国志そのほかに由来する武者絵を、後面に送り絵として美人画が描かれています。
で、地元民にして作業療法士の私としましてはねぷた
だいたい毎年ねぷた絵の塗り絵をやっているんですがね。
下絵をExcelに貼りつけてA4画用紙12枚サイズまで拡大してつなぎ合わせて、特大ちぎり絵を全利用者さん共同で取り組んだ年も有りました。
近頃はGoogleで『ねぷた下絵』で検索すれば結構みつかりますね。
数年前まではいくらキーワードを変えて検索かけてもほとんど見つからなかったんですがね、若い絵師さんなんかが画像をあげてくれるようになったのでしょうかね。
ネット上に画像が無かった頃は弘前市図書館の二階閲覧室(持ち出し禁止)に有るねぷた絵の書籍からコピーして使わせていただいていました。
大丈夫かとは思いますが著作権↓上問題になるのか気になるので一応著作権についてリンクを貼りました。
http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime8.html
コピーはするが各利用者さんが脳トレ目的で個人的に使用するだけだから問題無いかと思います。
浮世絵など有名絵画の塗り絵も出回っていますし。
このねぷた絵などは日本画なので塗り絵として取り組むと戸惑う利用者さんもたまにいます。西洋画とは異なり等尺をとりつつ描いていくものではそもそもないので構図には多少の狂いは出ますし、その代わり西洋画にはない色彩重視の華やかさが有ります『この色をこの場所に入れたかったから構図的な部分は多少いじったのかなという作者の意図を想像して楽しめたりします』配色重視で作業をすすめられたら、下絵の理解も楽しいのですが、下絵の線の一本一本にこだわりはじめてしまうと作業がすすめられなくなったりします。
日本画難しいですね。昔美術部の顧問の先生に描きたいものを見ながら等尺取りつつ正確に下絵おこすのが西洋画。
描きたいものを記憶して描く、わからなくなったらまた見る記憶する描くを繰り返して描き進めるのが日本画。と教えてもらった覚えがあります。
季節に合った作業はやる気出して取り組んでもらえるので提供する側もやはり楽しいですね。
もしよろしければこちらもです。