shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

小学校のねまりずもう大会についてです。

タイトルの『ねまりずもう』ってのは、青森県津軽の一部地方で小学校の体育の時間なんかにやってるえらくローカルで伝統的なスポーツです。

土俵の代わりに体育のマット(これに2メートル少しの直径の円が描いてあります)

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まわしの代わりに柔道なんかの帯を普段着の上から巻きます。

で、特徴的なのが、膝をついた立ち膝の状態のままでお互いに組み合って対戦します。

円から出たら負け、倒れたら負け、手をついたら負けってな感じで、すもうの要領ですね。

大会の時は、男女それぞれ別にトーナメント表を作って、取り組みをしてます。

 

この『ねまりずもう』起源をたどると

雪に閉ざされる冬の津軽で。

藩政時代に武士の鍛錬のひとつとして室内で行われていたとされているらしいです。

そのように、私が小学生だった頃に先生に教えてもらった覚えが有って、調べ直しましたが確かなようです。

スポーツとして、というかトレーニングとしては体幹、股関節は結構に鍛えられるように思います。重心を安定させるためにいかに動的なバランスを保つかって事にかなり特化したようなスポーツですからね。

毎年12月に子供たちの通っている小学校でねまりずもう大会がありますがその前後の期間は特訓に付き合わされて親は体幹と股関節の筋肉が筋肉痛でガタガタになります。小学生の体力って本当に無尽蔵ですからね〜。

youtu.be

上にローカルニュースも貼っておこうかと。

体幹鍛えられて、良い運動になって、省スペースで出来て、なおかつ比較的安全で、戦略性も高いので結構面白かったりします。

わが家の子供たち的にも体育の授業の中でもかなり楽しいそうです。