shinmaimanaのブログ

作業療法士で左片麻痺の障がい者でもあります、両方の視点を持つからこその事が書いていければと思います。

『誰』が悪い論は嫌なんですがって話でした。

youtu.be

上の日本赤十字社の動画いいと思います。

長い事続いている新型コロナウイルス騒動に関しても、大事なのは『誰が悪い論』ではなくて『何が悪い論』に基づいての反省と再発防止。

未知のウイルスに対して明確な根拠をもとにした正しい対応を全員がとれるようにすることが大事。

shinmaimana.hatenablog.com

 上記事は誠実であるだけに『報われない』を感じやすい日本人の特性についてですが。

身近でマスクをしていなかったあいつが悪い等の誰が悪い論になりがちですが、大事なのは『誰』ではなく『事』ですな。

 https://fchar.exblog.jp/15483341/

上のURL様は最後通牒ゲームについてですが。

この最後通牒ゲーム、合理的に利を取るなら、いかなる配分、不平等な条件であろうといくらかはもらえるのだから拒否権を発動しないのが合理的判断なのは客観的にみれば明確です。

ですが誠実な人ほどこのゲームで拒否権を発動する傾向が強いのだそうです。

 

なんだか、近頃の自粛続きの状況これをふまえて考えると、みんなが誠実に自粛しているがゆえに、違反した者を不利益を被ってでも罰してやろうという風潮が見え始めているように思えてなりません。

 

自粛警察などと呼ばれる事が実際起こっているという報道を見ると怖い流れと感じますすな。

 おばけが怖い子供のイラスト(男の子)

あらためて

未知のウイルス相手だけに不安になるのは誰しも一緒かと。

悪いのは『事』であって『誰』にあらずですな。

不安を誰が悪い論で誰かにぶつけても、何一つ良くならないことはみんな承知のはず。

皆が皆不安な中、可能な限り出来ることを精一杯やっているのが現状かと。

自分が自粛しているのにと、守れていない人を攻撃したくなったなら、それは脈々と受け継いできた日本人の脳の構造に由来するものと思えば少しは気が楽になれるかと思ったりしました。