恵方巻が手作り納豆巻きでもいいじゃない、と心から思うって話でした。
生きる事は食べる事。
生きる為には食べなくてはならないです。
がしかし、必要な事だから食べる事に罪など無いとばかりに受け身で今皿の上に乗っている物も、もとは生きていたということを考えず、そまつに扱うのは違うように思うのですよね。
別に私も食べる前にお祈りをしたりはしませんし推奨するつもりもありませんが、いただく命に対して最低限の敬意は必要と思うのです。
『いただきます』という言葉はあなたの命を私の命にさせていただきますの略とも聞いたことがあります、お寺の説法であったかと思います。
何が言いたいのかと申しますと、食品ロス問題が悲しすぎるって話でした。
シーズン的に今年も恵方巻の食品ロスはたくさん生じるんだろうな〜と思いましてね。
日本の食料自給率は平成30年度で37%と世界に誇れるステキな数値です。
今後経済的にいつまで、どの程度相対的に豊かでいられるか分かったものではないというのに。
日本が食品廃棄している画像を、日本に食料を輸出してくれている国の人達が見た時の嫌悪感は想像したくないですな。
『感情論的に廃棄しそうだし、日本には食料は輸出したくない』となっても、現状では十分な対策がとれていないのだから反論すら出来ないように思ったりします。
https://yukawanet.com/archives/ehoumaki20200203.html
上URL様は、農林水産省が恵方巻の作りすぎを控えるように流通業界に対して要請したというもの。
自由競争大いに結構にしても、歯止めが利かない行き過ぎた資本主義の弊害が誰の目にも明らかな状態なのですから、この場合は国が介入するのも大いに良い事のように思います。
ちなみに我が家はみんなで納豆巻き作って親が恵方巻だよと言い張って恵方を向いて食べました。縁起を担ぎたいだけならこれで十分です。
青森県、弘前城雪燈籠祭りについてです。
令和2年は2月8日〜11日の期間で開催予定の様です。
下画像は市役所に貼ってあった雪灯籠祭りのポスターです。
地元住民としてはなじみの深いお祭りなので詳しく知らなかったですが、
開催場所の弘前公園に近い保育園さんなんかでは今年もお散歩感覚で雪燈籠祭りにお出かけイベントが企画される事でしょう。
みちのく5大雪まつりのひとつになっているのだそうでした。
下URL様はみちのく5大雪まつりについてです。
http://www.michinokugodai.com/
開催場所の弘前公園では雪が少ないなか頑張って準備してました。
雪燈籠は高校生の時に美術部だったので作りに行ったことがありますが、上画像のような木枠を組んで、中に雪を詰めて上に人が乗って踏み固めてはまた雪を詰めて踏み固めを想定する高さまで繰り返します、木枠を外すと大きな雪の柱が完成しますので。塗料をしみこませたひもでおおよその下書きを直線で描いたら、燈籠の形に削り出します。
この一連の工程がなかなか重労働。
高校の美術部数人ではポスターの右下の身長程度の大きさの雪燈籠を作るのが精一杯だったりしましたね。
大きな雪像なんかは自衛隊の皆さんが毎年気合いを入れて作ってくれてました。
ちなみに毎年巨大な雪のすべり台を作成するのでわが家のように幼稚園児や小学生のいる家庭はキャラクターの雪像を見て、出店を回って、すべりだいで遊んでと楽しめるかと、思います。
『ヤツメウナギ』食材の記憶から特定の人について思い出す事も有ったりって話でした。
少し前の仕事帰りの事。
職場の近くの居酒屋さんのドアに手書きで『ヤツメウナギ有ります』と書いた張り紙がしてありました。
端的に事実だけをのべるならそれだけで終る話なのですが。
『ヤツメウナギ』か~、えらくなつかしいなといろいろ思い出してしまいました。
私の母方の祖母は生前自宅の一部を改装して、ヤツメウナギを自分でさばいて炭火で焼いてお酒と一緒に提供するお店を営業していました。
現在に至るまでここまで平時にアクセルを常にべた踏みしているような、いつも全力で生きていた元気な祖母でした。私は子供の頃ひそかにばあちゃんは新種の妖怪か何かに違いないと失礼な事を思っていたものでした。
子供の頃祖母の所に遊びに行くと生きているヤツメウナギが大きなバケツにたくさん入っていてあまりに不思議な生き物でおそるおそる触ったものでしたが。
https://kurashi-no.jp/I0019234
上URL様にヤツメウナギについて詳しく記載されていました。
ウナギとは呼ばれているものの、厳密には魚類ではないようですね。
無顎類なのだそうで、生きた化石とも言われるほど古くから生育している種族のようです。吸血生物らしいです。下画像がヤツメウナギです。
いやいや、ばあちゃん、吸血生物がたくさん入っているバケツに孫が手を入れようとしたらとめようよ。
30年以上前の記憶ながら、香ばしく炭火で焼いたヤツメウナギは身がしっかりした弾力が有って、味がしっかりしていて美味しかったなと思い出してみたり。
基本的に食べたいものは自分で作る、作れない、素材が手に入らないものは欲しがらない主義な私ですが久しぶり(初かな?)に主義に反して食べたいと思うものに思いをはせてみました。
私もいろいろ料理は手作りするのですが、子供たちが思い出してくれるようなインパクトの有る一品を作るにはいまだ至っていないなと、精進せねばと思うところでありました。
情報のインプットとアウトプットのバランスについてな話です。
何で私はブログを書いてるんだっけ?ってな話でした。
書き始めたのは、成毛眞氏著の『黄金のアウトプット術』
を読んで、自分もアウトプットが全く足りてないと反省し、とにかく書かなければと思った結果短絡的に行動してみたからでした。
アフィリエイトもやってみたいと思っていたんですが。
なんだか、書くこと自体が楽しくて、それ自体が目的になっていたりしていました、
何で続けてるんだっけ?
と、目的を見失いかけているこの頃です。
というわけで記憶を掘り返して思い考えてみたら、
エンターテイメント要素も強い一冊だったので、今まで思い出せませんでしたが、この本が与えてくれた影響も大きいなと思い至りました、
中島らも氏著『永遠も半ばを過ぎて』私の大好きな小説です。
映画化もされていて、
佐藤浩市さん、緒川悦司さん、須々木保奈美さん、の豪華な役者さんたちの共演がたまらないです
さらに、原作の良い所は損なうところない良い映像作品と思いました。
って。
ここまで、何がブログ書く事とのと関係が有るのかと?お思いの事と思います。
はい、この『永遠も半ばを過ぎて』、主人公は三名写植屋さんと、詐欺師さんと、編集者さん、な訳ですが。
この写植屋さんの印象は恐ろしく根強く残っていたようです。
この方は詐欺師に居候されて眠れなくて仕方なく睡眠薬を飲んだところ、
自分でも覚えのないうちに文章を大量にすごい勢いで書き始め、これを居候の詐欺師が幽霊が書いたものだとして編集者に売り込み大騒動になるという話なのですが。
私ごときがストーリーの説明を書いても少しもおもしろくないですが、
あらすじではなく、私的にこの作品の面白いポイントはここだったのですが。
興味がある方は是非原作をです。
で、何が結局言いたかったのか申しますと。
私もですが、日々入力とアウトプットを繰り返していますが、入力に対してアウトプットは圧倒的に少ないですよね。
情報過多な現在の世の中で、触れた情報についていろいろ考えはするもののアウトプットの機会は圧倒的に少なく。
私などは日々の書類仕事ですら、自分としてはこの一文が肝なのになと思いつつも、文字数の都合や簡潔にしなくてはと省いて削る事も多いです。
インプットした情報に対しての思いがアウトプットされることなくの自分の中に長い年月かかってゆっくり溜まって、沈んでいたように思います。
当然、そりゃあ収入も得られたりすればなお良いでしょうが、承認欲求すらもかなり人より薄いと自認している私は、積極的に人と話そうともしてきませんでしたし。
きっと、読んだり書いたりしてたなかで自分の中につのった本当はアウトプットしたかった内容が推進力になって、それを書けること自体が楽しくてひたすら書いていたのかなと思ったりしました。
200日程毎日書いていたのですが、ようやく少し過剰な書きたい熱がひいたので、インプットとアウトプットの自分にとってのベターなバランスを探りつつこれからは少しのんびり好きなモノをみつつ書いていければと思う次第でした。
岩手県立美術館開催中のジブリ大博覧会に行ってきました(障がい者と4歳児含む編成で)
岩手県立美術館で開催中 開催期間:R111.30~R22.16
のジブリ大博覧会に家族で行ってきました。
私(左半身麻痺の41歳)、奥さん、小6長男、小4長女、4歳次女の編成ですが。
久方ぶりのちょっとした遠出、楽しかったです。
わが家は青森県なので、岩手県までは高速道路を使って自動車で行きました。
子供のトイレ休憩を多めにとって約3時間程の道のりでした。
私は視野欠損から運転免許は手放しているので、往復共に奥さんの運転です。
遠出のたびに運転出来ないばかりにちょっとした無力感がつきまといます。
開館時間9:30に到着したのですが、うちが行った日は日曜日だったのもあってすでにすごい行列でした入場までの待ち時間は2時間と張り紙がしてあったり。
ところが、このイベント、障がい者手帳での割引は無いみたいだったのですが、並んでいる時に巡回しているスタッフさんに障がい者手帳を提示すれば入場の時に少し優先して入らせてもらえました。
これって、体が不自由な身としては料金割引よりありがたいかもです。
自分たちより先に並んでいた方たちに対しては本当に申し訳なく思いつつ、わが家の場合4歳児もいたので本当に助かりました。
美術館を会場にしているだけあって、かなり広いです。上画像は入場時にもらった会場のマップです。
展示物も多くて壁一面の資料は見ていて興味が尽きません。
会場出入り口付近に展示してあった、空飛ぶ機械の大きな模型は本当に精巧で男の子もずっと見ていられるかと。
中央のナウシカに登場する王蟲巨大模型は小型バンほどのサイズがありました。
ほとんどの場所で写真撮影禁止だったのは少し残念でしたが、
上のトトロの影の記念撮影スポットと
人が多すぎてちゃんととれなかったネコバス。
こちらは乗って撮影が出来ました。
ただ、ライトつけて写真撮らないでって事でアナウンスが有り、スマホ慣れしてない私は、ライトを消すのにしばらくあたふたでした。
人込みを歩くにはまだ精進が必要ですね。
特に今回のように展示物を見ながら歩くとなると相当な難易度です。
何度も家族についていけず、都度一つ一つの展示物の出口で待ってもらう事になったりして、気を使わせて申し訳なく思いました。
今回は会場のマップもあったのですから同行者とは集合場所を決めておいて各々のペースで見て回って後ほど決めた場所で合流の方が人込みでの動き方としては良かったかと思ったり。
わが家の4歳児も人込みは大変だったようです。
トトロとネコバスを楽しみにこのイベントに行ったものの、あの子の目線からでは見渡す限り見知らぬ人のお尻ばかりで恐れをなしていまい、奥さんに抱きついて離れなくなってました。
記念にトトロとジジをジブリショップでおみやげに買って帰りました。
トトロМベージュ5500円 小トトロS1320円
ジジ座りМ3300円
シッポがピーンとしています、そっぽむいている様子がまたかわいいと子供たちは好きなようです。
出口に有るジブリショップ、あざとい程にかわいいものがたくさんです。
女性陣は冷静ではいられない感じでしたね、普段なら冷静に判断するレジ前置きの商品なんかもかごの中にドンドン入れてました。
道中の運転が出来ないのだからおみやげぐらいはと思ったら、総額は結構な金額でビックリしたり。
女性陣でただ一人冷静だった長女は、行きの道中のサービスエリアで見た秋田犬のぬいぐるみに恋をしていていました(下画像)。
帰りに買って帰ったわけですが。それにしてもなぜ、岩手で開催していたジブリ大博覧会に行って秋田犬?
かわいいし、本人がやたらと気に入っているのでいいですが。
機能的なリハビリテーションが生活に反映されないとって話でした。
介護保険法改正前に通所リハビリテーションに月一回を限度として訪問指導等加算というサービスが有りました。通所リハビリテーションの利用者さん宅をセラピストが訪問して実際の生活状況について実際に詳しく調査するというものですが。
これ実際に利用者さんと一緒に自宅を動いてみると生活上の危険が見えたり帰ってから、現状の機能ではあの段差や傾斜は危険すぎるので、手すりなど環境整備の工夫は出来ないかとか、現状屋内で使用移動機器について検討したりしている担当のケアマネジャーさんに相談したり等々意義が大きいサービスだと感じていました。
現在法改正され、介護度のついている方がデイケア等利用する際には、利用中の利用者さんが要介護状態になった、新たに要介護状態の利用者さんがそのデイケアを利用するようになった場合、家屋調査は行わなければならないものとセットメニューとして組み込まれています。
住環境自体はそう大きく変化するものではないので現状の制度でも最初にしっかり家屋状況を把握しておけば問題はないのですが。
訪問リハビリテーションと通所リハの良いとこ取りの様な、通所リハ訪問指導等加算のサービスが実質無くなった現状は、訪問リハと通所リハの双方でそれなりに長く仕事をした作業療法士の私としては、これこそ訓練で向上した機能を実際の生活場面へ定着させる事に貢献できる多くはないサービスの一つなのにと、少し残念に思ったりしています。
利用者さんの実際に生活している住環境を理解しておくことは重要と思います。
それは前提として、転倒、つまずきが多い等の危険な様子がうかがえたら、担当ケアマネジャーと連携して同行訪問して場合によってはその場で手すりを付けるためにすぐに動くことができた以前の加算形式のスタイルにもメリットは有ったなと思いましてね。
※現状でも計画書に問題点に対して訪問の必要性ありとか記載できるようにはなっていますが、あらためて実際必要なので連携して訪問したいとは単品のメニューが無いと担当医師や上司にも言いにくかったりはします。『必要だと思うので訪問してきても良いですか?単位数はつかないのでボランティアになりますが』って事になります。
まぁうちの事業所のようにセラピスト一人体制では、あらためて住環境が気になったからといって、なかなか出れるものでもありませんが、訪問指導等加算というサービスはデイケア勤務のセラピストが必要性に応じて訪問リハ的なサービスを提供出来る数少ないものであったと思うのです。
デイケア等でせっかく訓練した事でも、実際の生活場面に反映せれなければ本当の意味で有効とはいえないですからね。
このようなサービスは可能な限り有って欲しいですね。
六年もあって、大して何もできていない事を思った話です。
犬の寿命も犬種によってもだいぶ違うようですが10年から13年などと言われているようですね。
保育園の年長さんの頃、朝は一緒に歩いて保育園に送って行っていたわが家の長女です。
犬が大好きなわが家の長女は、当時朝登園中に散歩している犬に出会うと多少距離が有っても飼い主さんに『名前は何ですか?』、『触っても良いですか?』と話しかけては仲良くなってました。
上はフリー画像さんからですが、まさにこんな感じでかなりアグレッシブに犬と接しててたまにハラハラしたものです。
当時、御町内で飼っている犬の名前はみんな知っているのではないかと思ったくらいでしたが。
そんな長女も春で小5です。
犬の寿命の話から入りましたが、近頃、ご町内の犬も私が名前を知っている子を見かける機会が減って、知らない子が多くなったなと思ったり。
6年を犬の基準で考えれば寿命の半分程度か~と。
そりゃ子供も成長しますよね。月日が経つのは本当に早いものです。
さて、亀より遅い歩みで私は6年で何が出来たのでしょうね。
指折り思いつくまま一つ一つ数えてみると。
・フルタイムではないパートでの復職
・自転車に乗れるようになった(現在はほとんど乗っていないのであまり意味がない)
・バス、電車等の公共交通機関の活用には慣れた。
・杖なしで歩けるようになった(今年は冬季間も杖なしで挑戦中)
・たいていの料理は時間はかかっても麻痺になる前とさほど変わらないものが作れるようになった。どの程度出来るか試しに魚をさばいてみた事もありましたが結構できた。
・床に布団で子供たちと一緒に寝起きが出来るようになった。
・片手で本を読む、パソコンを操作するのに支障ない程度には慣れた。
長女が小学校に入学したころから考えて、なんとか進歩と言えるのはこんなものですね。
もっとたくさんあっても良さそうなものですが。
一つ一つおそろしく苦労したし時間がかかったものでした。
身体機能的な部分で気になる部分を一つ一つ見つけては解決してを繰り返してきていても、生活に反映されているわかりやすい部分の進歩はこんなものです。
あらためて、一応専門職だけに機能的な問題は解決してきたのですが、それが自然には生活に反映されないという事を思い知った気分です。
犬の半生にも相当するような長い時間、その時その時は有意義に過ごしてきたつもりでも、もう少し良い方法が有ったのでは思わずにはいられませんね。